〔METHOD〕独自の「抽出」技術

知の抽出

「書きたいことはあるが、どう書けばいいかわからない」
「頭の中では整理されているが、文章にするのが難しい」
「専門用語が多すぎて、一般の人に伝わるか不安」

多くの専門家が、こうした悩みを抱えています。柊林書房の「知の抽出技術」は、
この課題を解決するための、独自のメソッドです。あなたの頭の中にある膨大な知見を、読者に届く形へと変換します。

専門家が執筆に苦戦する、3つの理由

【理由1】暗黙知の壁
専門家にとって「当たり前」のことは、実は、高度に複雑な判断の積み重ねです。しかし、それが自動化されているため、「なぜそう判断したのか」を言語化できない。例えば、ベテランの職人が、「見ればわかる」という判断を、どう文章で説明するか。これは、非常に難しい作業です。暗黙知を形式知に変える。これが、第一の壁です。

【理由2】構成の難しさ
専門知識は、複雑に絡み合っています。どの順番で説明すれば、読者が理解しやすいか。どこまで前提知識を説明し、どこから本題に入るか。この「構成」は、執筆における最大の難関です。内容は素晴らしくても、構成が悪ければ、読まれない本になります。

【理由3】読者視点の欠如
専門家は、専門家の視点で書きます。しかし、読者は必ずしも、同じレベルの前提知識を持っていません。「これくらいは知っているだろう」という前提が、読者には通じない。結果、専門用語だらけの、読みにくい原稿になってしまいます。読者視点を持つことが本を作る上では大切になってきます。

柊林書房の「3段階ヒアリング」
知見を「抽出」する、独自のプロセス

【ステップ1】全体像の把握

まず、あなたの専門性全体を俯瞰します。

・どんな分野の専門家なのか
・どんな経験を積んできたのか
・どんな課題に直面し、どう解決したのか
・何を一番伝えたいのか

この段階では、細かい内容ではなく、「全体の地図」を作ります。編集者が、あなたの専門領域を理解し、「何が本のテーマになりうるか」を見極めます。ここで重要なのは、あなたが「当たり前」と思っていることの中に、実は最も価値あるものが隠れている、ということです。編集者は、その「隠れた価値」を発見します。

【ステップ2】構造の設計

全体像を把握したら、次は「本の構造」を設計します。
以下を分析した上で、
・類似テーマの書籍の構成
・読者が理解しやすい論理展開
・章立ての最適な順序

編集者が、それをベースに
・あなたの専門性に最適化した構成を設計
・読者層に合わせた難易度調整
・「読まれる本」になるための工夫
を盛り込む。この段階で、詳細な目次案を作成します。

目次案には
・各章のテーマ
・各節で伝えるべきポイント
・具体例として何を使うか
・読者がどう理解していくかのストーリー
これを、あなたと共有し、合意形成します。

【ステップ3】深堀りヒアリング
構造が決まったら、章ごとに、内容を深掘りします。問答を通じて、あなたの頭の中にある暗黙知が、言葉として表出します。これを文字起こしして整理することで読みやすい文章へと変換していきます。

知識を、「読まれる本」に変える技術

どれほど価値ある内容でも、読まれなければ、意味がありません。柊林書房では、「読みやすい本」の構成パターンを分析しています。以下はその一例です。

【パターン1】問題提起型
・冒頭で、読者の「痛み」を明確化
・その問題が、なぜ解決されていないかを説明
・あなたの解決策を提示
・具体的な手法を説明
・成功事例で説得力を持たせる

【パターン2】ストーリー型
・あなた自身の失敗体験から始める
・そこから学んだことを体系化
・実践的な手法として提示
・読者が実践できるレベルまで落とし込む

【パターン3】体系化型
・基礎理論から始める
・実務への応用を段階的に説明
・ケーススタディで理解を深める
・応用・発展まで導く

あなたの専門性と、想定読者層に応じて、最適な構成パターンを選択します。そして、それに沿って、ヒアリング内容を組み替えます。結果、「読みやすく、説得力のある」
本が完成します。